2019年10月12日に静岡県に上陸し、気象庁が過去最多の13都県に大雨特別警報を発表し、東日本に記録的な大雨を降らせた台風第19号の被災地では、12都県で死者は84人、行方不明者は9人、負傷者は417人に上っています。
国土交通省のまとめでは、長野県千曲川をはじめ河川の決壊が7県の71河川、135箇所に上り、土砂災害は20都県で432件が確認されています。住宅被害は、全・半壊2375棟、一部損壊3422棟、床上浸水2万9348棟、床下浸水3万3389棟に上っています。
政府においては、非常災害対策本部を設置し、“災害応急活動に総力を挙げて取り組んでいるところでありますが、災害応急対策のためには、建設機械、資機材の調達や労働力の確保など、建設業界等の全面的な協力が不可欠であります。つきましては、貴団体におかれましては、地方公共団体等と緊密な連携を図りながら、可能な限り被災地域の応急対策に取り組んでいただきますようお願いいたします。”との要請がなされています。
1)国、地方公共団体の要請等への対応
今後、想定される国、地方公共団体等からの様々な要請に対しては、建設機械、資機材の調達や労働力の確保などについて、可能な限り被災地域の復旧活動に協力する。
2)被災地の会員企業の会費の減免
今回の台風第19号に遭遇され、被災された会員企業に対する会費の免除を行う。
・令和元年度下半期会費の免除をおこなう。
3)被災地の「グラウンドアンカー施工士」への対応
今回の台風第19号に遭遇され、被災された施工士に対する対応を検討する。
・対象者は、台風第19号により認定証を紛失された施工士全員とする。
・認定証の再発行手数料を無料とする。
一般社団法人日本アンカー協会
本 部 事 務 局
(03-5214-1168)
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