平成30年8月6日 一般社団法人 日本アンカー協会
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「平成30年7月西日本豪雨に係る災害応急対策」
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平成最悪の気象災害となった平成30年7月上旬の西日本豪雨では、大雨特別警報が11府県に発表され、14府県で死者は220人、行方不明者は3県で11人となっています。
国土交通省のまとめでは、土石流や崖崩れなどの土砂災害は31道府県で1518件が起きており、年間発生件数が過去10年で最多だった2017年の1514件を単独の災害で上回りました。
政府においては、非常災害対策本部を設置し、“災害応急活動に総力を挙げて取り組んでいるところでありますが、災害応急対策のためには、建設機械、資機材の調達や労働力の確保など、建設業界等の全面的な協力が不可欠であります。
つきましては、貴団体におかれましては、地方公共団体等と緊密な連携を図りながら、可能な限り被災地域の応急対策に取り組む”よう要請がなされています。
(1)日本アンカー協会の災害応急対策
日本アンカー協会では、災害応急対策を取りまとめ、順次実施してまいります。
1)国、地方公共団体の要請等への対応
今後、想定される国、地方公共団体等からの様々な要請に対しては、建設機械、資機材の調達や人員確保などについて、可能な限り被災地域の復旧活動に協力する。
2)被災地の会員企業の会費の減免
今回の西日本豪雨に遭遇され、被災された会員企業に対する会費の免除を行う。
・平成30年度下半期会費の免除をおこなう。
3)被災地の「グラウンドアンカー施工士」への対応
今回の西日本豪雨に遭遇され、被災された施工士に対する対応を検討する。
・対象者は、西日本豪雨により認定証を紛失された施工士全員とする。
・認定証の再発行手数料を無料とする。
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